寒くて乾燥する季節は、お肌の調子も良くないなと感じることが多いですよね。
例えば・・・
- 顔にかゆみを感じる
- 顔がかゆい
- 普段以上に化粧水と乳液をたっぷり付けているのになんだか乾燥してる気がする
- 化粧水を塗るとピリピリと痛みを感じる
そんな場合には、スキンケアの方法が間違っているかもしれませんよ。
今回は、顔のかゆみや赤みと乾燥の関係、原因と対策についてお伝えします。
顔のかゆみや赤みは乾燥が原因?
顔にかゆみや赤みが出るのは、角質層が薄くなっているためです。
「角質」と聞くと「落とさなければ」と考える方もいるかもしれませんが、それが顔の乾燥につながります。
それは、角質こそが肌の水分を蓄えている場所だからです。
角質が薄くなってしまう主な原因は、洗いすぎによるものです。
メイクをしっかり落とそうとして、クレンジング剤でこする、スッキリと落とそうとして強いクレンジング剤を使うなどで、角質が薄くなり保湿力が低下してしまうのです。
角質層は、角質細胞とそれを繋ぎとめる働きをするセラミドによって作られた、皮膚のバリアなのです。
セラミドは、スフィンゴ脂質と呼ばれるものの一種で、水には溶けないけれど水分を蓄える性質があります。
皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の3層構造になっていて、表皮の表面を覆っているのが角質層です。
皮膚のバリアである角質層が薄くなると、真皮の血管が透けて見えて顔の赤みになります。
また、皮膚のバリアが薄いために、化粧水ですらピリピリと痛みを感じるようになるワケです。
顔のかゆみや赤みの対策は?
顔のかゆみや赤みを改善させるためには、角質層を育てる必要があります。
角質層を守る対策は?
・洗顔は、固形石鹸を使い手のひらで良く泡立ててから顔にのせる
・手が触れるか触れないか程度の強さで、やさしく洗う
・朝の洗顔は、ぬるま湯ですすぐだけ(Tゾーンなどオイリーな部分だけ↑の要領で洗う)
・洗顔後に水分と拭き取る時には、タオルで抑えるようにする(こすらない)
・化粧水はパティングしない、クリームはこすらない
角質層を守る化粧水は?
角質層を守る化粧水は以下の通りです。
化粧水の選ぶ時のポイントにしてみて下さいね。
- セラミド配合の化粧水
- ビタミンC配合の化粧水
まとめ
顔のかゆみや赤みの原因は、角質層が薄くなり保湿力が低下して乾燥するためです。
角質層を守るためには、洗顔時に洗いすぎない、叩かない、こすらないことです。
角質層を守る化粧水は、セラミドやビタミンC配合の化粧水です。
これらのポイントに注意して、顔の乾燥を改善しましょう。
保湿をしても改善されない人必見!
せっかく保湿をしても、お肌の潤いキープ力が低下したままでは意味がありません!失ってしまったお肌のバリア機能を向上させて、 お肌本来の潤いを保持する力を強化することが先決です!
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