ココナッツオイルは飽和脂肪酸なのに体にいいのは何故?
最近、ハリウッドセレブや芸能人も愛用しているということもあって、ココナッツオイルブームが到来してますね。
食用としてダイエットや健康のために、そしてスキンケアやヘアケアにも効果があるということで注目を浴びています。
アトピー改善には油の種類に注意!では、油の種類について説明しましたが、ココナッツオイルは飽和脂肪酸に分類されます。
飽和脂肪酸は「中性脂肪や悪玉コレステロールを増やす働きがあるので、摂取を控えたい油」であると説明しました。
では、なぜココナッツオイルは体にいいとされているのでしょうか。
実は、ココナッツオイルは飽和脂肪酸の中でも「中鎖脂肪酸」に分類されます。
バターやラードなどは「長鎖脂肪酸」に分類されるのですが、「中鎖脂肪酸」は「長鎖脂肪酸」に比べ吸収が早く、体内で分解されてエネルギーになるため体内に蓄積されず体脂肪になりにくいのです。
そのため、ココナッツオイルは飽和脂肪酸の中でも例外扱いされています。
ここで注意しなくてはならないのは、ココナッツオイル中でも中鎖脂肪酸として分類されるのは「エキストラバージンココナッツオイル」であることです。
エキストラバージンココナッツオイルとココナッツオイルは、全く別ものと考えて下さい。
あくまで、体に良いのは本物のエキストラバージンココナッツオイルですよ!
見分けるポイントは、「コールドプレス」とか「低温圧搾」と謳っているものを選びましょう。
ココナッツオイルはアトピーに効果がある?
お肌や髪の毛に塗ることで効果を得る方法もありますが、ここでは食用としてのお話とさせていただきます。
ココナッツオイルには、ラウリン酸が含まれています。
このラウリン酸は母乳にも含まれている脂肪酸で、赤ちゃんを感染症から守る働きをしているんですよ。
ラウリン酸は免疫力を向上する働きもあるので、免疫力が低下しているアトピー性皮膚炎の人にはもってこいの食材なんです。
もちろん、ココナッツオイルにはトランス脂肪酸が含まれていませんので、
お料理やお菓子作りなど、普段使用している油と置き換えるだけでOKですよ。
ココナッツオイルの美味しい食べ方
ココナッツオイルは、香りはまさにココナッツですが、
味はほとんどありません。
なので、ココナッツの臭いが苦手という人でなければ、
どんなお料理にも合いますよ。
スプーンですくってそのまま食べてもいいですし、
私は炒め物はもちろん、バターの代わりにパンに塗って食べたりします。
そこにハチミツやメイプルシロップをかければ、絶品ですよ!
また、コーヒーや紅茶などに混ぜるのもオススメ!
ほんのりココナッツの風味が、南国の雰囲気を誘います♪
様々な効果のあるココナッツオイル。
是非皆さんも試してみて下さいね!
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